工房

熊谷ゴルフスタジオでは、クラブの特性を正確に把握することがレベルアップには必要と考えています。14本のゴルフクラブの特性（ライ角やロフト、バランスや振動数なご）がバラバラでは、例えば5番アイアンは右に行きやすいが、7番アイアンでは左に行きやすいとなってしまいます。熊谷ゴルフスタジオでは、シャフト軸基準でクラブの特性を計測できる装置器具を設置していますので、まずは特性を把握することからおすすめいたします。その上でお客様の要望に基づき、しっかり固定できる治具などを使い、調整させていただきます。アイアンのライ角やロフトなどの調整やシャフトの取りはずしにおいては、お客様の大切なゴルフクラブの傷が最小限になるようなしっかりとした治具の使用をするなど、お取り扱いには細心の注意を払っておこないます。※アイアンのライ角やロフト角調整では多少の痕がつくことはご了承ください
主な使用装置器具は以下の通りですが、そのほかにも、研磨機、バフ、バイス、グラインダーや超硬ドリルなども使用します。

主な使用装置器具

ロフト・ライ角測定器（ゴルフギャレーヂ製）

日本ゴルフ用品協会発行“統一用語集の定義”で定義されているシャフト軸基準に基づき、ウッド、アイアン、パターのすべてのロフト角、ライ角、フェースアングル、フェースプログレッション及びソールアングルなどクラブの性能を決める重要なファクターを、正確に計測可能な測定器を使用します。

スイングバランス計測器

ゴルフクラブのスイングバランスを0.1ポイントまで測れます。

シャフト振動数計（フジクラ製）

硬さの表記（RとかSとかの表記）は、同じモデルでもモデルチェンジがあれば異なり、メーカー間でも異なっているのが現実であり、そのような中でお客様にあった硬さを見出すためには、シャフトの振動数を計測するのが有効と考えています。熊谷ゴルフスタジオでは、フジクラ製の振動数計を使用し、正確な振動数を計測します

精密電子はかり（A＆D製）

クラブヘッド、シャフト、グリップ、ソケット、グリップ装着用テープなどの重量を正確に管理した上でクラブを組み立てることは大変重要なことです。そのために、熊谷ゴルフスタジオでは、0.1gまで計測可能な精密電子はかり（検定書付き）を使用します。

アイアン用ロフト、ライアングル調節器（ゴルフギャレーヂ製）

トップブレード、ソールなどに極力すれ傷や痕などがつかなくするため、ガタツキのない強力なキャッチングを可能とする調節器を使用します。これにより擦り傷等を極小化するとともに、0.1度の調節も可能になります。なお、調節するベンディングバーも痕が残らないようなバーを使用します。

グルー充填機（ゴルフギャレーヂ製）

ドライバーの重量調整や重心位置の変更、ヘッド内部の異音取りのため、ヘッド内部に特殊ノズルでグルー（熱可塑性粘着剤）を充填できるハンドタイプ　グルー充填機を使用します。

シャフトエクストラクター（ゴルフギャレーヂ製）

シャフトをヘッドから抜くための治具です。極端にシャフトの装着角度が傾いているクラブなどにも順応できるため、最短の時間で、ヒートガンによる熱量を最小にしながらシャフトを抜くことができるため、ヒートガンなどの熱などで劣化しやすいカーボンシャフトへのダメージを軽減することができます。

主な取扱いメーカー

ヘッドパーツ

エミリッドバハマ、グランプリ、The-G（フライハイト）、グラインドワークスなど

シャフト

フジクラ、グラファイトデザイン、Attas、エッジワークス、三菱ケミカル、グラファイトデザイン、TRUE TEMPER、日本シャフト、バシレウスなど

グリップ

ゴルフプライド、elite grips、Perfect Pro、IOMIC、winnなど
その他記載されていないメーカー製のヘッドパーツ、シャフト、グリップなどをご希望の方は、当スタジオにて取り扱い可能かをご確認願います。

工房料金と作業日数

クラブ測定診断・・・何らかの作業を進める場合には、まず測定が必要になりますので診断料金が発生します。

クラブ測定診断のみの場合（その後の調整等はしない場合になります）

クラブ測定診断後、調整される場合

作業工賃表